Vol.3 Yoko Moriさん (Marketing Planner, Copywriter)
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通販マーケティングの道19年。通販の事業プランから媒体プランの提案、ツールのコピーワークやデザインディレクションなどを担当。1987年に長女、1991年に長男を出産。(現在は高3と中1)
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うるさい泣き声も小さな手も 期間限定の宝もの
<クリママ6月の名言>
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妊娠中の仕事について。こなし方はどうでしたか?
妊娠中はどちらの時も会社員でした。ギリギリまで働いて、産休を最小限のみとって復帰。意地を張って、出張もばんばん行きましたし、残業や家へ持ち帰っての徹夜仕事もこなしてました。
妊娠中のつらかったことや、心に残るエピソードは?
その会社では私が産休第一号だったので、「そこまでして働くの?」という周囲の目が痛かったです。男の人は「大変やなぁ。」とか「家でゆっくりしたらいいのに。」といったことしか言いませんでしたが、女性の後輩が、桐島洋子さんのなりふりかまわない子育ての話をして勇気付けてくれたことがありました。あまり親しくない後輩だったのですが、あのときはとてもうれしかったですね。
それと大きなお腹ではプレゼンの時に迫力がでなくて、ちょっと情けなかったですね。
妊娠中、まわりの協力を得られましたか?(仕事&家庭)
仕事はそんな感じで突っ張って、突っ張って、つわりもお腹のハリも我慢してやってました。家事はもともとそれほど熱心でもなかったですが、両親の家の近所に引っ越してからは、よく助けてもらいました。
出産のときのエピソードは?
長女のときは破水して夜中に入院。夕方までかかるだろうと言われてましたが、午前10時ごろにスリルと生まれました。超安産。おかげでとっても楽天的な子ですよ。
長男のときは事前に前置胎盤であることがわかったので、帝王切開になりました。このときはたいへんでした。
出産後、生活はどのように変わりましたか?
長女のときは2ヶ月ぐらいで職場復帰し、子供は近所の母にずっと見てもらっていました。ですから、私自身は意識も行動も会社にいるときはまるで変化ナシ。残業もしてました。でも、さすがに長男も生まれ、二人の子持ちとなるとそうもいかず、長男が1歳になる頃に会社を退職して、フリーランスになりました。
母としてあるべき姿と会社員としてあるべき姿って、正反対なんですよね。その中で毎日、葛藤し続けました。結果、子供を選んだということではなく、仕事と子育てを両立させる手段としてフリーランスを選びました。
出産後、仕事への影響はどうですか?
母になってからフリーランスになっていますので、少し事情がちがうのですが、
在宅で子持ちフリーランスのスタートは決して順調ではなかったです。
最初の1年、3年ぐらいはなかなか安定したクライアントができなかったですね。
今フリーになって12年ほどになりますが、最近でこそプロとして扱ってもらえてますが、最初の頃は「主婦のバイト」といった感じの仕事ばかりで、かなり落ち込んでいました。
出産後、まわりの協力を得ていますか?(仕事&家庭)
子供が小さな頃は近所の母が保育園の送り迎えを担当してくれ、小学生の頃も学童に行かせず、母に預かってもらっていました。もう、子供たちは大きいですから、食事さえ用意しておけば、どんなに夜遅くなってもモンクもでません。
家事は主人もよく手伝ってくれてますし、その点ではわたしは恵まれていますね。
ベビーが産まれて、心理的に(考え方など)変わったことはありますか?
もう母親歴17年になりますが、子供の成長によって私もずいぶんと育てられたと感じます。子供たちが保育園に行っていた頃は、今から振り返ると焦っていたなぁと思います。なんとか仕事を続けたい。もっと仕事をしたいという焦りですね。ずっとそんな感じで子供より仕事優先で、突っ走るように生きてきて、転機になったのが5年前。中学生だった娘が不登校になったんです。クラブで揉め事があったみたいなのですが、子供の小さな変化に気づいてやれなくて、もう、どうしていいやら・・・。「なんで学校行かへんの?」と責めたり、強引に送り出したり。そんなことをしてるうちに母親の関心が姉ばかりに集中したことから、今度は小学4年生だった息子も不登校に。カウンセラーの方に相談したり、占いに走ったりと、右往左往いたしました。
一生懸命、子育てと仕事の両立をしてきたつもりが、忙しさにかまけて子供の心をちっとも見ていなかったことに気づきました。「こうあるべき」を押し付ける母親だったことに気づきました。 この一件で私は大きく方向転換。「こうあるべき」を言わないお気楽なお母ちゃんをやりながら、子供の心を見るようになったと思います。「あなたはいい子。信頼してるよ。」の思いを子供の背中に送り続ける今日この頃です。
ママになったあと、どのように感性を磨いていますか?維持していますか?
子供が少し大きくなってからは一人で映画に行ったり、PTA友達と美術館やコンサートに行ったりもします。それと本を読むことですね。PTA友達とはネット上に掲示板をつくり、本、映画、グルメなど遊び情報の交換をしています。
あと、出張時のホテルはちょっと奮発。いいホテルでゆっくり過ごす、本を読む。たとえ数時間でも贅沢な時間を持つことは良い発想のために必要だと思います。
これから仕事をしていく上でどのような生活サイクルを予定していますか?
私の場合、もうすでに子育てからは仮釈放状態。毎朝の弁当づくりだけが母としてのノルマです。あと3年足らずで、下の子が中学を卒業したら、いよいよ全面釈放!
24時間仕事のために使える生活がやってきます。
今はまだ頻繁に出張のある仕事をセーブしたり、時間をとられすぎる仕事は気持ちの上で二の足を踏むこともありますが、それももうしばらくです。
今後の期待感や不安など、なんでもお聞かせください
なんとかやってきた子育て期が終わりに近づき、やったー!もうすぐ自由だ!という思いと子供が離れていく淋しさが交錯する複雑な心境です。
ただ、動ける時間は圧倒的に増えるはずですので、自分で企画書を書く、コピーを書くという仕事からディレクションワークへシフトし、子育て期のママたちをフォローできるような仕事のしくみを作っていきたいと密かに考えています。
「今、たいへんだなぁ。」と思ってるママへ。わずか10年ちょっとで子供は母から巣立ってしまいます。うるさい泣き声も、まとわりつく小さな手も期間限定の宝物。大切に大切に今の幸せを味わってくださいね。
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