Vol.34

岡部朋子さん

(ヨガ指導者)

全米ヨガアライアンス500時間認定ヨガ指導者
ルナワークス代表
岡部航一(長男 11ヶ月)と主人との3人家族

 
【ある一日のスケジュール】
5:00 航一が目を覚ましおっぱいを飲ませつつ起床。航一と遊びながらマッサージ、ヨガ、体操など メールのチェック等
6:00 朝食の準備 お弁当づくり
6:30 3人そろって朝食
7:30 予約しておいた洗濯を干す
8:00 航一と懸命に遊ぶ 主人を見送り
10:00航一 お昼寝 仕事タイム
11:30昼食 掃除など
13:00航一 起床 航一のお昼ご飯 再び懸命に遊ぶ 外出するときも
16:00航一 二度目のお昼寝 お仕事タイム
17:00夕食の支度
18:00航一と一緒にお風呂に入り、その後二人で夕食 そしてまた遊ぶ 両親に電話 テレビを見るときも
21:00航一を寝かしつける
22:00就寝
23:00主人帰宅 起きているときは主人と談笑
03:00航一 夜中のおっぱい
 
目交(まなかい)で子供を育てる
<クリママ名言> 万葉集 山上憶良 作
「瓜食めば 子供思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ 何処より 来たりしものそ 目交(まなかい)に もとな懸かりて 安眠し寝さぬ 」

「瓜を食べると、こんな美味しいものを自分の子供にも食べさせたいなぁと思ってしまう。栗を食べれば、まして偲ばれる。子供の面影はいつもどこかからやってきて、自分のことを見つめるあのまなざしが思い出され、夜もおちおち眠れない。」
この「まなかい」という言葉を「まなざし」と「まなざし」の交流だと拡大解釈すれば、これこそが子育ての醍醐味だと思います。自分のことをじっと見つめてくれるまなざしは本当に愛らしく愛おしいものです。この視線のキャッチボールほど贅沢な時間はないと思います。乳幼児期にたくさんのまなかい(目交)ができれば、きっと子供は人から愛されていることを学び、人を信じることを学び、自然と優しい子供に育つと思います。どんなに創造性の高い仕事をめざしたところで、子供を一人育てることに勝るクリエーションはないと思います。

現在のお仕事内容をできるだけ詳しくお願いします。
マタニティヨガや高齢者向けヨガの指導者の育成、同じくリストラティブヨガの指導者の育成に励んでいます。

妊娠がわかったときどのような心境でしたか?妊娠・出産のエピソードはありますか? 
アメリカでリストラティブヨガのワークショップを受講していました。ピッツバーグという初めての土地に一人で行って勉強してくる予定でしたが、なかなか休みが取れない主人の休みがたまたま渡航時期に重なったため、前日に航空券を手配し、現地集合としました。飛行機も別々、現地集合現地解散の夫婦でしたが、リストラティブヨガで私がとてもよくリラックスできていたのでしょうか。見知らぬ土地での観光を楽しみながらの思いがけない妊娠でした。リストラティブヨガを教えてくれていた恩師のジュディス先生は私たちにとってのゴッドマザーです。

産前・産後、まわりの協力を得られましたか?(仕事&家庭)
妊娠7ヶ月目までヨガの指導者育成ワークショップを主催していました。 産後3ヶ月目から、盛岡の母に航一を見てもらいながら仕事に復帰しました。母が月に一度上京してくれるためワークショップの予定を立てやすく助かっています。一ヶ月分の仕事に一週間心身フル回転で取り組むため、終わった頃は使い物にならなくなっています(笑)

お子さんを育てていくなか で、自分自身が変わったことはありますか?
親の都合で子育てしていないか、を常に自分に問うようになりました。どんなに小さくても子供にも自尊心があります。親というものはいろんな意味で盲目になりがちなのだという意識を持つようになりました。

ママになったあと、どのように感性を磨いていますか?維持していますか? アメリカでヨガを勉強して日本でも役立つ理論や技術を紹介する仕事です。英語を忘れないためにも自分にとってのこの仕事の軸を維持できるよう、無理をしてでも渡米をしたり原書を読んだりする時間を捻出しています。

現在の活動では、どんなやりがい(やメッセージ性)がありますか? またその活動をするにあたって子育てに関する良い点・困った点はあ りますか?
「マタニティリストラティブヨガ」というジャンルの立ち上げに取り組んでいます。リストラティブヨガを妊婦さんや産後のお母さん向けにアレンジしたものです。母になる女性たちの心と身体を「しっかり休むこと」を学んでもらうことにより守っていきたいと考えています。そしてそれは何より自分自身がちゃんと休めている母親でいなくてはならないことへの挑戦です。 マタニティリストラティブについてはこちらです。 http://medical-yoga.luna-works.com/restorative/maternity.html


子育てについてはどう考えますか?
私たちが生きる社会では「マルチタスク」の度合いが物差しになってしまっています。いろんなことを短時間で同時並行処理し、決断を迫られる文化です。しかしそれは子育てには最もよくないことだということに気がつかなくてはならないと思います。子供との時間に必要なのは「シングルタスク」であり、これはヨガでもとても大切にされる考え方です。自分の呼吸や身体の状態に意識を向けているときは私たちはシングルタスクです。だからこそヨガは「ありのままの自分と」などと表現されるのです。子供と向き合うときも、何かしながらではなく、ちゃんと子供の目を見て正面から向き合うことが大切だと思います。

こどもたちのこれからの未来について、どう考えますか?
ますます忙しく情報過多の時代を生きていかなくてはなりません。人間や自然の長年の営みはもっと素朴で、大切なことは実はシンプルだということを学んでいってほしいです。つまりいい友達、いい先生に出会い、身近な人を大切にし、食事に感謝し、誇れる仕事を持ち、旅に出かけ、楽しい家族を作ってほしいです。

家族の将来について、教育に関する計画など、なんでもお聞かせください
夫婦の間に信頼関係があることが何をおいても優先されることだと考えています。つながりには順序があります。マタニティヨガではいつも次のような話をします。子供とつながろうとしても、私たち自身が自分とちゃんとつながっていなければ焦りばかりが募るものです。同じように、夫婦がちゃんとつながっていなければ、子供ともつながれません。子供は仲の良くない両親の関係を不安に思うでしょう。自分やパートナーを後回しにして、子供と先につながろうとするから効率が悪いのです。産前産後のうつを防ぐためにもまず自分をちゃんと休めてあげること、休まった自分自身でちゃんとパートナーとの人間関係を良好に保つこと、それぐらいのペースで楽しい家庭を築いていけばきっと居心地のいい家庭になるのではと思います。


第1回
Chimaさん (フォトグラファー)
第2回
eikoさん (ヘアメイク)
第3回
Yoko Moriさん (Marketing Planner,Copywriter)
第4回
大野教代さん (心理カウンセラー)
第5回
朝水彼方さん (作詞家・poet)
第6回
堀井睦さん (Otolaryngology Dr 耳鼻咽喉科医師)
第7回
NAMI TAKADAさん (Painter)
第8回
Mari Uedaさん (シンガーソングライター・作曲家 (Tokyo))
第9回
Masakoさん (ファッションデザイナー)
第10回
YURIさん (看護婦)
第11回
Satomi Takahashiさん (デザイン事務所マネージャー)
第12回
"りんどう"二山千賀子さん (internet shop owner)
第13回
奥村明日香さん (某粧品会社ビューティーアドバイザー)
第14回
Junさん (マーケティングリサーチ&アドバイザー)
第15回
YUKIさん (小児科医)
第16回
MAYUさん (ヘアメイク)
第17回
ayaさん (グラフィックデザイナーetc...)
第18回
アスミクミコさん (ファッションA、絵本作家修行中)
第19回
Tomoko さん(ペイントアーティスト)
第20回
ゆっこママさん (ピアニスト)
第21回
田中浩子さん (取締役営業部長)
第22回
CHIEさん (インテリアグッズ事務所代表)
第23回
さおさんさん (非常勤講師)
第24回
西田智美さん(Photographer)
第25回
いしだかおりさん(コピーライター)
第26回
二宮さゆりさん(Ophthalmologist眼科医)
第27回
拳子takakoさん(ファッションデザイナー)
第28回
yoshie さん(アーティスト)
第29回
TomokoEda Menezes さん(スクール教育コーディネーター)
第30回
桑千夏さん(セラピスト)
第31回
松添早苗 さん(ラボ・テューター)
第32回
朝木伸子さん(Ehako代表)
第32回
Kiko Tabuchi Kennedyさん(グラフィックデザイナー)
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