Vol.3
A Very Merry Christmas
その年、2005年〜2006年にかけての冬はここ最近の“温暖化”騒ぎの暖冬とは程遠いとても、とても冷たい、冷たい厳しい冬だったことを忘れることができない。寒い寒い冬、深い深い雪でどこかの小さな村は大切なメインの道路を閉鎖されてしまい、すべてが雪の下の暮らし、それぞれの家の中で不安な毎日を過ごしていたような冬の様子をベッドの中でテレビをそ〜っとみていたような冬でした。
東京も例外ではなく例年よりもたくさんの雪が街を真っ白に染めて・・・前の雪が消えてしまう前に次の雪がおおいかぶさって忙しい街を静かな街に変えてしまった時間が多かった。そんな冷たい景色を何度窓からそっと、そっとみていたことでしょう。いるだけで、何もしなくても心がストレスで焼けてしまいそうなこの東京も不思議なことに雪の冷たさや、静けさですべてのストレスの音が消えてしまったように感じるのは何故でしょうか。
この冷たい雪が愛しいと思ったこと今でも覚えています。
“milk teaのお知らせ”がどんどん体全体にしみこんで、どのぐらいの日が過ぎたかな?今は覚えていないけれども何故か、何を思ったか、ある検査を自分でしていたこと。そのときのあたしの姿は、もうげっそり、ガリガリ、顔色は黒くなってしまい、目の周りはクマだらけ。“大丈夫”なんていってみても、周りからはひかれてしまうような状態。
自分でやった検査結果は瞬間てきにでました。”んん?!“それが感想。数分後びっくりにかわり→このびっくりは文字では表現できません。ただ、ただ、びっくり。”baby…baby…ね...”。
冷たい空気の中、心の中まで暖かい血液が流れていたこと、感じました。そして久々にあたしの体に喜びを感じたこと、気持ちまで暖かく感じたこと、きっと世界中で一番幸せな顔をした瞬間でしょうね。やさしさがあふれでたような、きっとそんな笑みが浮かんだことでしょう。
この日は12月25日、誰かがあたしに”A Very Merry Christmas”を送ってくれたのでしょう。
この年でサンタクロースと握手をしてもらった気分。
この結果を知ったときから、そ〜っと、そ〜っとお腹をさすっている自分に気が付くと涙があふれてきて、嬉しいときにでる涙につくづく感謝をしてしまいました。温かい気持ちに包まれたこの時間、この時間の流れを大事に、大事に思ったときをこの先も忘れたくないと強く思いました。
翌日の*Boxing day(26日)には病院へ。ここで、事実は事実であったことをしっかり確かめました。この年は人生で最高の、たった1度になるであろう、素敵なChristmas Presentを受け取った感じ。同時に”milk teaの不思議“をやっと理解できました。一番身近な生活があたしに“お知らせ”をくれていたこと。自然とはなんと不思議な計算なのでしょう。
この年からMerry Christmasは2人ぽっちだね。家族なんだよね。あたしとbabyちゃんにカードをおくりました。
“A Verry Merry Chrisymas”
*Boxing day → イギリス、アイスランド、スコットランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ケニア、香港などの休日。12月26日のこと。アイルランドなどでは聖スティーブンの日(St.Stephen’s Day、イエス・キリストが神の子であると述べ伝えたことでユダヤ人によって石打の刑に処された殉教者ステファンを偲ぶ)。
クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱を開ける日であったことから”boxing day”と呼ばれる。スポーツのボクシングとは無関係。
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