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7月19日 火曜日 クモリ
●スーパーで買ったチョコレートアイスクリームの罠

ドイツで滞在しているアパートには、時計がない。少し不便である。
しかも、某携帯電話会社が出している「海外でもそのまま使える」携帯電話を
時計としても使用していたのだが、ドイツへ来たとたんに液晶画面に不具合が生じ、
画面がものすごく見づらいうえに、息子(1歳6ヶ月)が充電器に悪戯したため
充電すらできなくなって、今やバッテリー切れの状態なのだ。

そんないきさつで、「1ユーロショップ」へ行くことにした。
1ユーロ(現在約140円)でまんまと時計を手に入れよう、という魂胆である。
いや、ちょっと待て、せっかくドイツに居るのだから、なにかこう、
デザインの良い時計を探すか・・などと思ってしまうような、
面倒なこだわりを持った性格でなくて本当に良かった。
日本の100円均一ショップごとく、子連れの主婦がたらたらと集まる1ユーロショップに入って、
しばらく探すと、とってもチープな(1ユーロだからな)、バス用の時計を発見。
これはすばらしい。
裏が吸盤になっているので、家具調度を傷つける心配もないし、
息子の手の届かないところにペッタンと貼っておけるではないか。
気を良くした私は、息子のためにバス用のおもちゃも買ってあげることにした。
これまた、愛らしいカエルの親子を発見。
大きいカエルの上に、小さいカエルが乗っている、二匹一組のものである。でもこれ、親子か?
じっと見てみると、夫婦かな? という気がしてきた。小さいほうがダンナさんである。
とってもヒトが良さそうだ(カエルだけど)。



夕方いったん、帰宅したとーちゃん(←息子の父)に早速、時計とカエルを自慢。
「わー! カエルかわいいー! 時計は日本でも使えるね!」と大絶賛される。
そうだとも、この時計はドイツや日本はおろか、マルタ共和国でもエル・サルバドルでも
使えるのだ、凄いだろう。

その夜、スーパーで買ったお得用サイズのチョコレートアイスクリーム(1Lで1.29ユーロ)を
わしわしと食べる。これが、またものすごくおいしい。さすがである。ドイツである。
チョコレートがおいしいし、乳製品もおいしい。至福。
思わず「ドイツって良い国だなー」とつぶやかずにはいられない。
すると、それを聞いていたとーちゃんまでが
「もう、こっちに住もうか・・」と言いだす(←日本で嫌なことでもあったのか?)。
あーあー、チョコレートアイスクリームがおいしすぎて移住かー(うそ)。

7月20日 水曜日 クモリと思っていたら、出掛けにアメ
●ドイツに住んだら絶対に太る

ドイツで初レストラン体験をした。
メンバーは、とーちゃんのお仕事仲間(というより、とってもお世話になっている人)の
Nさんと、とーちゃん、私、息子である。

息子を連れての外食に少々抵抗があったが、ドイツまで来て一度も
ファーストフード以外の外食をしないなんて、少し寂しいので行ってみることにした。
連れて行ってもらったのは、ラフな感じのイタリアンレストラン。
先客に、息子と同じくらいの子供を連れたグループが居て、少し安心。
とはいうものの、その後、私達の想像を裏切らない程度に大変なことになった。
息子が最初に出てきたジュースだけで満足してしまい、眠気もさしてきたのか、
前半で愚図りだしたのだ。とーちゃんと二人、交替で散歩へ連れ出すこと数回、
やっと眠ってくれたのがデザート時。もう、へとへとである。

それで食事はどうだったか、というと、息子のことでNさんには多大な迷惑をかけたし、
気力も体力も使ったものの、余りあるほど楽しめた。
食事はどれもおいしいうえに量が多くて、見るだけでも楽しかったし、デザートにいたっては、
隣のテーブルのドイツ人女性達に笑われるほどの大きなお皿で出てきたのだから、
愉快にならないわけはない。
息子には少しかわいそうなことをしたけれど、たまには良いでしょ、
と満腹のお腹をさすりながら家路についたのだ。


7月21日 木曜日 ハレちょっとクモあり
●サマータイム息子

とーちゃん曰く、ドイツでは17時以降、働いてはいけない法律があるらしい。
嘘か本当か知らないけれど、朝からいそいそと仕事に出かけたとーちゃんが、
なんと18時頃には帰ってくるのだから、本当かもしれない。
研究所の人々がそそくさと帰り支度をするので、帰らざるを得ないらしい。
これは日本での我が家では考えられないことである。
お昼に家を出て、夜中から明け方に帰宅するのが常のとーちゃんが、夕方から家に居る!
もう、息子は遊んでもらえるものだと思い、大興奮である
(実際は、家で仕事の続きをしているので、遊んであげられるわけではないのだけど)。
そのうえ、ヨーロッパは今、言わずと知れたサマータイム。9時頃でもまだ明るい。
お陰で、息子の就寝時間もだんだんとずれ込んで、日本では19時〜20時頃には寝ていたのが、22時過ぎないとベッドに入らない。
まあ、あと一ヶ月ほどのことだし、いいか・・。

そして、携帯電話が復活。

7月22日 金曜日 クモリ
●こんにちはー

同じアパートの4階(日本でいうことろの5階)に、1歳1ヶ月の男の子を持つ日本人のご夫婦、
Kさんが住んでいる。お互い、早い時期から存在を知っていたのだけれど、
なかなかタイミングが合わなくて、

部屋を訪ねても、訪ねられても、いつも留守→置手紙をしてくる、といった繰り返しだった。
それが今日の午後うちのドアをノックしてくださり、初めてのご対面。
Kさんは出産後3ヶ月でこちらへ来たとのことで、
子供と遊べる公園等の情報をおしえてくださった。
ほんの数分おしゃべりしただけだったけれど、
息子も久々に同じ年頃の子と戯れることができて満足気だった。
心残りは、息子が帰り際に、Kさんが持参された車のおもちゃを手放さずに
大泣きしてしまったこと。はぁ・・(←タメイキ)

7月23日 土曜日 ハレのちクモリ
●東京都心で震度5強(←コワイ!)

タイトルとは全く関係のない、食の話。
ドイツへ来る前、主食が購入したパンになるだろうと目論んだ私は、
(これで毎日、ごはんを炊かんでええ)とほくそえんでいた。
ところが、実際はそうはならなかった。
当然ドイツなので、ソーセージやハムが安くておいしい。
日本人にとっては少々味が濃いめだけれど、野菜と合わせればさほど気にならないし、
ドイツの硬いパンや、バゲットにもよく合う。
そのうえ、パンもとてもおいしいのだが、問題点は日持ちしないことなのだ。
バゲットを一本買っても、一日置いたら硬くなるので、手を加えて食べることになるが、

今のアパートにはオーブンがないからメニューは狭くなる。
残った分を全部フレンチトーストってのもなぁ・・。
他のパンにしても、空気が乾燥しているせいもあって、数時間で硬くなり始めるので、
結局、少量を毎日買わなくてはならない。毎日なると、お天気の悪い日にも
バギーを出さなければならなくなるし、少々不便である。
そう考えると、お米っていうやつは、とても便利であることに着目。
必要な分だけ炊けば良いし、様々な食材と相性が良い。
そうだな、日本人は米である。うん、米だ。
そんなわけで、やっぱり我が家の主食はお米に落ち着き、毎日炊くことになった(鍋で)。

ところで、今、息子とハマッているのが、近所のパン屋さんで売っている、
ふわふわのブルーベリーマフィンである。
二つ買って、息子と一つずつ食べる。
息子は家まで待てないので、食べながら帰る。
何度か続けて買っていたら、今日はクロワッサンを1個おまけしてくれた。
沢山喋りかけてくれても、なに喋ってるのか解らないけど、
パン屋のおにいちゃん、ありがとう。
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